肌に優しい素材 オーガニックコットン
肌にやさしい下着
オーガニックコットン
『合成化学物質を3年以上使用していない畑で、一切の化学薬剤を使わないで栽培し、化学処理をしないで加工した綿』『肌に優しい』というと天然素材のオーガニックコットン!と聞きなれた言葉ですよね。
衣料品は薬ではありませんので素材がオーガニックコットンだからといっても アトピーやアレルギーの症状や乾燥肌に直接的に効果がある訳ではありません。
ですが、石油系の化学繊維や合成繊維、付属品として使われている金属製の付属などは敏感肌の方にはうまく適合しなかったり好ましくない影響を与えていますね。
化学物質を一切排除したオーガニックコットンの製品は、刺激に敏感なお肌の弱い方には、安心して着ることができる素材です。
コットンの特徴
吸水性が高い
オーガニックコットンもその他のコットンも同じ綿花からできています。熱の伝導性が高い
綿繊維が中に空気を含む中空構造をしています。熱伝導率の低い空気を繊維の中に閉じ込めることによって保温効果を高められるのです。帯電性が低い
綿繊維は柔らかく先端が丸みを帯びているので、チクチクと肌を刺激しません。さらに冬の乾燥した時期などによく起こる静電気も発生しにくいのです。普通のコットンとの違い
普通のコットンとオーガニックコットンの違いは、その栽培方法にあります。
肌にやさしい素材ですが、見た目にはほとんど区別がつきません。なぜ刺激が軽減して、かゆみが軽くなったりするのかは、綿の栽培の過程にあるのです。
両者の違いを下記の図で比べてみましょう。
普通のコットンの栽培・加工 | オーガニックコットンの栽培・加工 | |
種 | 防虫剤の散布。 | 何も使用しない |
土壌 | 化学薬剤・肥料による土壌消毒・土壌改良。 | 有機土壌で有機堆肥を使用。 |
生育期 | 除草剤のを散布および殺虫剤の散布。 | 手作業による除草および天敵益虫による害虫駆除。 |
収穫期 | 枯葉剤の散布。 | 水路封鎖などにより自然に枯れさせる。 |
紡績 | 化学薬剤の使用。 | 蜜蝋、小麦粉、菜種油、果実汁の使用。 |
加工 | 化学糊、漂白剤、化学染料、防腐加工剤、柔軟仕上げ剤などを使用。工業排水の汚染。 | 温水と天然石鹸での加工。 |