年代別下着の選び方
21/8/5 21:24 | Written byRUNA |
年代別の下着(ブラジャー)の選び方
共通して言えることは、
- サイズをしっかり合わせる(採寸&試着)
- 綺麗なバストを保つために、揺れや圧迫からブラジャーでバストを守ることを意識する
- 着用感やシルエットに対する希望の優先順位を決めておくこと
です。
かなりざっくりとした年齢分けですが、目安になると嬉しいです。
10代後半(大人の身体への変化時期)
→身体のラインが滑らかで、バストに弾力がある年代。成長期なのでなるべくバストに負荷がかからないようにすることが大切です。
初めてブラジャーを選ぶ人はL字ワイヤーや樹脂ワイヤーで優しく支えるのも良いですし、制服に透けないデザインや、体育や部活で使えるスポーツブラもおすすめです。
・ベージュだと「おばさんっぽい」と抵抗を持つ若い子は多いです。
その時は、ピンク、コーラル、ライトグレー等がおすすめ。
インナーを挟む人はあえて黒や紺にして、下着感を消すのも良いですよ。
20代前半(大人の身体の完成)
→成長期が終わるので、骨格の発達も止まります。ハリのある肌とバストで、ブラジャー選びを楽しめる時期です。
サイズを合わせやすい年代でもあります。
「寄せたい」「上げたい」「盛りたい」「小さく見せたい」等のシルエットの要望を決めておくとスムーズに選べます。
20代後半~30代前半(肉質変化期)
→徐々にハリと弾力が失われ始めます。バストも少し柔らかくなり、今まで綺麗に付けれていたブラジャーが「何となく合わない」と感じ始める年代です。
違和感の原因で多いのは
- カップ上辺が浮く
- 脇肉が気になる
- バストが盛れなくなった
等が上げられます。
この年代から、ブラジャーを買う時は毎度試着したり、自分に合うカップパターンを見つけておくことが大切になってきます。
30代前半~40代(大きな変化の年代)
→女性ホルモンの低下により体型変化が始まります。更年期障害が起こるのも、この年代。
背中、お腹、ウエストが肉付きが良くなり、バストは下垂がどんどん進みます。
この年代のブラジャー選びのポイントは
- 背中の段差軽減のために、バックが細すぎず、フラットなものを
- 脇肉軽減のためにサイドが幅広いものを
- カップが浮きやすいので、接ぎがなめらかで身体内側に沿っているものを
- 着用感がハード過ぎず、楽に使えるものを
- 汗をかきやすい年代です。(ホットフラッシュ等)通気性の良いメッシュタイプや乾きの早い綿ポリ素材を意識的に選らぶと、ベタベタ感が軽減します。
50代(体質変化)
→女性ホルモンがさらに減少し、体質が代わります。着用感の好みが大きく変化したり、ワイヤーブラが苦手になる人も出てきます。
- 付け心地が楽なものを
- ワイヤーの幅がゆったりめのもの
- 樹脂ワイヤーもおすすめ
- バストを優しく持ち上げてくれるフルカップブラに変える人も
- 乾燥等、肌がデリケートになる年代です。
天然素材(綿、シルク)や柔らかいレーヨン、テンセル等肌触りを大切に選んでみてください。
60代以降(骨格変化)
→お腹周りが大きくなり、下半身が細い体型に。ブラジャーもその他のインナーアイテムも、体型や体質に合わせたミセスブランドから選ぶと体に合わせやすいです。
身体への負担を最小限にするために、
- アンダーは柔らかく、細すぎないものを
- 肩ヒモは幅広いものを
- カップは肉厚で弾力のあるパッドを避ける(合わせづらいです)
- ゆったりとバストを包み込めるものを選ぶ
- バストメイクは内蔵シートや樹脂フレームで自然に
最後に
いかがでしたか?年齢を重ねるごとに女性の身体はどんどん変化していきます。
サイズが変わらなくても、体質·体型が変化していくので着用感や、身体へのフィット感が変わっていきます。
年齢に合わせた下着選びを心がけてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
#現役下着販売員
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