ストッキングの上手なはき方
ストッキングの上手なはき方
楽しい気分で選んだせっかくのストッキング。はいてから外出する前に伝線してしまった経験のある人は少なくないと思います。どうせストッキングは一度だけの使いきり商品だ!と思わないでくださいね。
お気に入りの商品が少しでも長く使用できるように上手なはき方をご紹介いたします
Lesson1 手と爪のチェック
まずは両手を確認します。爪が伸びていたり欠けているとすぐに伝線してしまいます。長いつけ爪をされている時は可能な限り指の腹部分で動作を行ってくださいね。
寒い時期になると、指や手のひらが乾燥してしまうこともあります。ハンドクリームを使ってすべすべにしてから行いましょう。
Lesson2 取り出します
大半のストッキングが包装された中に厚紙が一枚入っています。これは、型崩れを防ぐためと、伝線防止、デザインがはっきりと見えるためです。間に挟んであれば厚紙に引っかからないように取り出します。
よくあるのですが、片側のストッキングの中に入れ込んであるタイプ。これはやっかいです。取り出す時に破れてしまうこともあります。
外側から手を添えて、反対の手を中に入れてゆっくり厚紙を縦半分に折り曲げます。そのままゆっくりと引き出します。
Lesson3 作業は慎重に!そして交互に!
くつ下の時は片方はいたら次にもう片方、という風にはくのが一般的ですが、パンティストッキングの場合は長さがあるので交互に動作を繰り返していきます。姿勢はやりやすい方法が一番いいですが、座った姿勢から始めていく方が安定しています。
Lesson4 まずはたぐり寄せます
ストッキングの前後はバックマークで判断します。白いタグがついている方がお尻側になります。確認後、利き手側のストッキングを両手でたぐっていきます。
手のひらに収まっていくように足先の部分までたぐり寄せます。足先の縫い目が横に水平になるようにしましょう。
Lesson5 ふくらはぎまで、はきましょう
利き足の指先に足元の縫い目が水平になるように当てたら、ゆっくり中に足を入れます。たぐってきた部分を少しずつ放しながら上に引っ張ります。引っ張りすぎると伝線したり、指がとても窮屈ではいた後に痛い思いをしてしまいます。
かかと部分まではいたら指先とかかとの位置が合っているか確認をします。
そのままふくらはぎの部分まで引き上げます。
反対側の足にLesson4・5の動作を繰り返します 。
Lesson6 ゆっくり引き上げます
座っている姿勢から立ち上がります。左右、交互に、たぐりよせている部分を上に引き上げていきます。
力を入れすぎるとここで伝線してしまいますが、力を入れないとだぶつきますので、加減をしてください。(回数を重ねるとだんだんわかってきます)
股部分まで交互に引き上げた後は、ショーツをはくような感覚と同じです。
股部分の真ん中の縫い目が身体の中心にくるように気をつけてください。
Finish いざ!鏡の前に
長いLessonもこれで終わりです。最後に鏡でチェックしましょう。デザインストッキングの場合は柄が曲がっていたりすることがあります。たぐり寄せる時にはできるだけまっすぐたぐりましょう。